情報セキュリティ体制の国際規格「ISO/IEC 27001:2014」を取得

2024-01-22
- PRESS RELEASE

JAXA venture Tenchijin Acquired ISO/IEC 27001:2014, the International Standard for Third-party Certification of Information Security Management Systems

JAXA認定の宇宙ベンチャー株式会社天地人（東京都中央区代表取締役櫻庭康人)は、情報セキュリティマネジメントシステム（Information Security Management System、ISMS）の第三者認証基準である国際規格「ISO/IEC 27001:2014」を取得いたしました。国際的な第三者審査機関により認証された情報セキュリティ体制によって、今後も顧客データや機密情報の保護を強化・改善し、信頼性の高いサービスの提供に繋げて参ります。

認証取得の背景

当社では、宇宙ビッグデータを活用したWebGISサービス「天地人コンパス」を開発し、水道管の漏水リスク管理業務システム「天地人コンパス宇宙水道局」をはじめとしたサービスを、自治体や事業者向けに提供しております。サービスの性質上、機密情報に関わるデータを取り扱うことになるため、情報セキュリティ対策に積極的に取り組んでまいりました。

「宇宙水道局」の詳細についてはこちらをご覧ください

https://tenchijin.co.jp/technology/?hl=ja#casestudy

認証の概要

組織名：株式会社天地人

認証基準：JIS Q 27001:2014 (ISO/IEC 27001:2013)

認証番号：IR0170

認証範囲：衛星データを使ったアプリケーション / サービスの開発・運用、土地評価コンサルティング

認証機関：アイエムジェー審査登録センター株式会社

天地人コンパスとは

2022年7月に天地人は、土地評価エンジン『天地人コンパス』のフリープランをリリースしました。天地人コンパスは、地球観測衛星のビッグデータをはじめとする様々なデータをもとに、解析、可視化、データ提供を総合的に行う土地評価サービスです。農業生産から都市開発まで、様々な目的に合わせてカスタマイズすることが可能となっており、ビジネスにおいて最適な土地を宇宙から見つけることができます。

衛星データというと、多くの方が衛星から撮影した写真を思い浮かべると思います。衛星から撮影した画像は代表的な衛星データではありますが、天地人コンパスは、降水量などの気象情報や、3Dマップに代表される地形情報、赤外線によって観測される地表面温度なども世界中のあらゆる場所で取得可能です。

また、天地人コンパスでは、お客さまが元々お持ちの地上データや、実績データなどを重ね合わせて、複合的に分析することもできます。